From 広島営業所
邪気払う小豆入り精進料理
「煮ごめ」
浄土真宗の門徒が多い広島県。宗祖の親鸞聖人の命日の前日1月15日は「おたんや」と呼ばれ、特に北西部の芸北地方では、前後3日間に精進料理を食べる習慣があったそうです。その際に各家庭で鍋いっぱいに作られていたのがこの「煮ごめ」。厄払いの意味もある小豆と、さいの目に切った根菜やこんにゃくなどをしょうゆなどで薄味で仕上げます。素朴な味わいで、最近は行事食としてだけではなく郷土料理として人気。冷え込みが厳しい「おたんや」の頃に、体と心をホッと温めてくれます。
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- 赤飯用あずき 国産
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こてんぐコラム
中国地方は豊かな海の幸に恵まれ、穏やかな瀬戸内海ではたこ漁や牡蠣の養殖など、下関はふぐ漁が有名。日本海側では松葉かに漁のほか、のどくろやとびうお漁なども盛んで、練り物も特産になっているよ。各地にかまぼこ・練り物メーカーがあり、天狗缶詰のうずら卵水煮を練り物の具に使ってもらっているメーカーさんもあるんだ。地元の海の幸とうずら卵がコラボした特産品を、おでんや煮物でおいしく食べてほしいな。