天狗の品質

天狗缶詰の製品づくりの拠点となる二つの工場。
厳しい安全基準、先進の機械設備、効率的な生産ラインはもちろん、現場で働く社員一人ひとりの高い意識で、
高い品質とおいしさ、安心・安全を守っています。

三河工場・配送センター

うずら卵の拠点 三河工場・配送センター mikawa plant & distribution center

天狗缶詰の主力である、うずら卵製品を中心に生産。年間3億個以上のうずら卵を処理する生産能力は、国内でも有数です。また、あさり水煮、ソース類など多品種に対応するラインも完備。さらに、最大43万ケース収容できる配送センターも併設しています。

2021年 三河工場 FSSC22000 認証取得

品質へのこだわりをチェック
  • 配送センター

仕入先や入荷時期によって大きさや品質が異なる、うずら卵。それに合わせ、その都度こまめに処理条件を調整し、最適な状態にボイルします。

密封した缶詰、レトルトパウチなどの製品を高温高圧で殺菌処理。品質管理室と連携し、データ管理のもとで殺菌条件をきめ細かく設定します。

殻が付着したあさりをX線検査で選別。その後、人の目と手でさらに丁寧に選別し、微小な殻やゴミも徹底して取り除きます。

工場では、コンピュータを活用した生産および衛生管理システムを導入。各工程の計測データや管理情報は生産管理室に集約され、異常が起こった際も迅速に対応します。

品質管理室では製品検査、出荷判定、監視機器や検査機器の管理などのほか、うずら卵製品の開発にも携わります。

最大43万ケースの収容力を持つ配送センター。毎日5千〜1万ケースの製品が運び込まれ賞味期限別に整頓・管理された後、各地の物流拠点やお客様に出荷されます。

白鳥工場

多品種を日替わり製造 白鳥工場 shiratori plant

豆類、デザート系製品、マッシュルームをはじめ、あらゆる素材を加工。多品種少量生産で多様なニーズに応えます。

2022年 白鳥工場 FSSC22000 認証取得

品質へのこだわりをチェック

金属探知機により異物混入をチェックした上、人の目でもきめ細かく確認し、不具合のある製品を選別しています。袋製品においては、X線の最終検査も行っています。

マッシュルーム製品の生産過程では、1グラム単位まで正確に測定できるコンピュータスケールで計量をおこないます。

密封した缶詰は高温高圧での殺菌処理をする他、やわらかい素材などは自動低温殺菌機で連続的に加熱殺菌と冷却を行うことで素材本来の食感を残しています。

多様な用途で使用されている豆類の缶詰、袋詰製品を幅広く製造。産地や収穫時期にこだわって仕入れた金時豆は、ボイル後のヒビや割れなどがないか細かくチェックし選別します。

たけのこ水煮は、pH値の測定により原料の品質を厳しく検査。数値測定の他にも、においや味、固さといった五感で確認をするなど、不具合を確実に検知する体制を整えています。

製品検査、不具合原因の追求、製品規格書や安全証明書などの各書類の作成、協力工場の生産環境指導を行う品質管理室。製品開発にも積極的に取り組んでいます。